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施工例
中井工務店が追求する「根拠のある工夫」
中井工務店の施工例は、よくある「見た目の華やかさ」メーカーカタログに載っていそうな「before/after」ではありません。
私が大切にしているのは、その家が抱える固有の悩みを、建築の知恵と正確な裏付けでどう解決するかという「本質」です。
1. 「カタログ通り」が正解とは限らない
現場には、メーカーの標準仕様書だけでは解決できない「イレギュラーな状況」が多々あります。そんな時、私は安易に経験則だけに頼ることはしません。
使用する資材や部材が、その環境や強度に本当に耐えうるのか。メーカーの資料を徹底的に読み込み、記載がなければ直接メーカーの技術担当に問い合わせて、確実な裏付け(エビデンス)を取ります。
2. 「中井にしかできない」独自の工法
他社で断られたような難しい案件や、予算内で耐久性を最大化しなければならない状況こそ、知恵の絞りどころです。
たとえ少し手間がかかるイレギュラーな工法であっても、それが「10年後の安心」につながる最適な手段であれば、私は迷わずその道を選びます。
3. 質実剛健。見えない場所ほど、美しく、強く。
完成してしまえば見えなくなる下地や、雨水の逃げ道。そこにどのような部材を、どう組み込んだか。中井工務店は、その「過程」こそを、誇りを持ってお客様にお見せいたします。
門柱の改修
(エフロレッセンス対策)
【お客様のお悩み】
門柱に浮き出た白い汚れ(エフロレッセンス)にお 困りでした。
「汚れを落としたい、難しければ隠してほしい。でも、費用はできるだけ抑えたい」という切実なご要望をいただきました。

Before
この白い汚れは、セメント成分が結晶化したものです。薬品での除去を試みましたが、結晶が厚く、無理に削れば古いタイルを傷めてしまう状態でした。また、地中からの湿気など、根本的な原因を100%止めるのは非常に困難です。
そこで、高額な「作り直し」ではなく、今の門柱を活かして新しい外装材を被せる**「カバー工法」**をご提案しました。費用を抑えつつ、見た目を一新する知恵です。


After
「長く美しく」のための仕上げ
今回は※窯業系サイディング(裏面防水処理済)を使用しましたが、質感を合わせるためにクリアー塗装を施しました。光の加減で写真では色の差が見えますが、実物は落ち着いた一体感のある仕上がりになっています。
※窯業系サイディング:基材本体耐久年数30年以上・塗装面15年保証
【担当者(中井)より】
「完璧な解消は難しくても、工夫で解決したい」というお客様の譲歩に甘えることなく、持てる知恵を絞りました。見た目の改善はもちろん、15年後(塗装保証)も「この方法でよかった」と思っていただける耐久性を確保しています。
【こだわりの施工ポイント】
「見えない場所」への工夫:
下地には腐食に強い「亜鉛めっき鋼板」を使用しました。門柱と外装材の間にあえて20mmの隙間を作ることで、万が一水が浸入しても下に落ちる設計にしています。これにより、新しい壁に再び白い汚れが出てくるのを防ぎます。
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